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Hurry_2






「どういうことだよっ!!」

午後6時。校内の敷地の一角で、針谷のよく通る声が響いた。
周りには花を満開にした桜が生えているものの、
その木が彼の叫びをさえぎってくれているという保証はない。

それは針谷も知っている。
つまりそれほど、針谷は怒っているということだった。



ことの始まりは、今日の昼休みだった。
廊下で会ったクリスが、残念そうに針谷にこう言ってきたのだ。
「美奈子ちゃん、去年いっぱいで野球部マネ辞めてもうたんやって? 残念やなぁ」




針谷は何も聞いていなかったので、その場で絶句した。
衝撃が大きすぎたのだ。

立ち尽くす針谷を見て、クリスは針谷が何も知らないという事実を悟ったのか
それ以上の深追いをやめた。

クリス流のかわし方をもって
「あの子かわええから、きっと別のところで幸せになってんやろな」
などと言いながら、廊下を歩いて去って行く。


わけがわからなくなった針谷は、ひとまずその場で、
携帯で志波にメールを打った。
『質問がある。部活が終わったら、俺に付き合え』

放課後、志波の部活が終わるまでは教室で作詞をしながら待ち、
そして会った結果がこの言葉である。





「俺は何も聞いてねえぞ?
 辞めたってなんなんだ! 何で俺に教えねえっ!!」

激昂する針谷を見降ろしながら、志波は答えた。
「…悪い。俺も3月の終わりに知った。
 退部届を出したから、小野は今日から来ないって、監督から聞いた」




今は4月の第1週。
その間、志波と針谷は会っていなかった。

では、志波が針谷にわざと黙っていた訳ではない。
それは承知したが、どうにもこうにも針谷は不服である。


何でクリスが知ってて、俺が知らねえんだ?
いや、クリスは顔が広いから、校内の噂をあっという間に拾ってしまったのだろう。

対する自分は、顔は広いものの
新学期が始まってからは、来月のライブに使う曲作りに没頭していた。
視点が完全に自分スコープで、回りを見渡す余裕はなかった。


「…じゃなくって!」
自己に勢いづけるように、針谷は言う。
「俺が怒ってるのは、何で美奈子が俺たちに、何も言わねえで辞めたのかってことなんだよ!
 ありえねぇだろ、友達として!」

「言いたくなかったんだろ」
志波の回答は実に単純明快、かつ的確だ。


志波の言葉を絞る能力に一瞬針谷は関心したが、
すぐにまた怒りをあらわにする。
「だーかーらっ! 何があったんだよ!?」

「……」
桜の影がかぶっているせいで、志波の表情はよく見えない。
ただでさえ普段から無表情気味なのに、これではほとんど鉄仮面である。

ひらひらと落ちてくる桜の花びらが、
二人が話している話題の場違いさを印象付けた。





「知らねえ」
数秒待った後の、志波の返事がこれだった。
そのあまりのあっさりさに、怒りを通りこして針谷は絶句する。

彼の特徴の一つである少し大きめのつり目が、困惑の色で固まった。


「…お前、知らねえって…」
「本人からは何も聞いてねえから、知らねえとしか言いようがない」
「聞けよ!」

針谷の怒声に、志波は事務的に答えた。
「…小野がいなくても、野球部は支障なく活動してる。
 最初は全員驚いたけど、後輩の進藤が小野のぶんまでやっている」

―普段はあり得ないこの多弁が(この程度でも、志波では充分多弁なのだ)
志波が動揺している証拠だった。
そこを捉えて針谷は言う。

「…俺が聞きたいのは、野球部の状況じゃねぇ。
 オマエのことだ。いや、オマエと美奈子のことだ」

突かれたのだろう。志波は口を閉ざした。

針谷は追い討ちをかける。
「何であいつの口から理由を聞かねぇ?
 聞けねぇのか?

 尋常じゃねぇだろ、マネが3年で辞めるなんて。
 しかもよ、今年は甲士園に行けるかもって噂だろ?
 常識的にありえねぇ」

「…あいつが自分の意志で辞めたのに、他人が口をはさめるか?」
志波は落ち着いた口調で言う。

針谷は思う。

確かにそうだ。
他人なら、口をはさめない。


だが、志波と美奈子は他人ではない。

少なくとも、志波にとっては美奈子は他人ではないのだ。


―逃げている。
志波がさっき口にしたことは、自分自身に対しての言い訳である。



志波と小野と針谷は親友であるが、針谷は常に一歩引いていた。
理由は明確で、志波が小野をずっと好きだったからだ。
志波と小野がくっついてほしいと、針谷はずっと願っていた。








志波と針谷の出会いは、1年の6月にさかのぼる。
放課後に教室でギターを弾いていた針谷を志波が見て、
あっさりと「…いい歌だな」と誉めたのだ。


ハリー様だハリー様だと自負していても、自分に自信が持てなかった針谷にとって、
突然出現した大男の言葉は衝撃的だった。

針谷は彼を捕まえて、名前とクラスを聞きだした。


そして1年の9月に志波から美奈子を紹介された。
一目で針谷は悟った。

志波が美奈子を好きだということを。






だが3年目に至る今までに、志波がそのことを口に出すことはなかった。
彼が何故黙っているのか、その理由は針谷にはわからない。



―でも





もう崩してもいいだろう。現に美奈子は、この共同体から外れてしまったんだから。

針谷は言う。
「オマエは美奈子が好きなんだろ?

 だっから追っかけて、直接聞けばいいじゃねぇか?
 今のままじゃ、美奈子は戻ってこねえ

 どうせ…辞めた理由なんてロクなもんじゃねぇに決まってる」



言いながら、針谷の脳裏にはある男の姿が浮かんできた。

在学中に阿呆なゲームで楽しんで、
飽きた女はあっさり捨てるというあの男。


物わかりの悪い奴やしつこい奴は、行きつけの店に送りつける。
そこで散々陰湿にいたぶって、相手を奈落に叩きこむ。


この噂を聞いた時は、あまりのアレっぷりに
流石に針谷も嘘だろうと思った。


だが美奈子が野球部を何も言わずに辞めたこと、
更に校内に彼女の噂が漂っているらしいことを考えれば、この話は本当なのかもしれない。


針谷は悔やむ。
どうして12月の時点で、首ねっこをつかんで美奈子をあいつから引き離さなかったのかと。
奴の人間性を過信した。
少しはまともな奴だと期待して、様子を見たらこの結果だ。


針谷は心底いらだったが、落ち着いた口調でこう捨てるようにつぶやいた。
「…真嶋だ。真嶋が関係してる」

「……」
何も言わない志波に対して、針谷は問う。
「なぁ、美奈子は花屋のバイトは続けてるのか?」
志波の幼馴染が美奈子と同じ花屋でバイトをしていた。知らないはずがない。


「…3月の終りで辞めてる。真咲から聞いた」


―決まりだ。


志波の答えを聞いて、針谷は確信した。
真嶋太郎だ。

あの偽ギリシャ。



あいつが美奈子をどこかの店に送ったんだ。



真嶋に対する言いようのない怒りと同時に、
志波への怒りも膨らんでくる。

こいつ、どうしてそれを知りながら、今まで黙っていやがった?

その思いをぶつけるかのように、針谷は攻撃的な口調で言った。
「おい、なんで今まで何もしなかった?
 どうして美奈子を引きとめようとしなかった?」


その言葉に対し、志波は笑う。 彼の笑顔は、心底悲しそうなものだった。
「…野球部を辞めるな、なんて…オレが言う資格、あると思うか?
 オレにあいつを責める資格なんか無い。

 今回のはあいつの意志なんだ。どうしてオレが、止められる」


志波の言葉を聞いて、針谷はもはや何も言えなくなった。

―知らない間に、志波の暗部を突いてしまっていたのだ。














「―で」
ファミレスの明るい照明の下で、向かいの相手はつぶやいた。
「のしんは希望と現実のギャップに苦しんでるってワケ?」

白い蛍光灯の下だと、その端正な顔はより映える。
元の顔立ちが柔和なこともあり、何だか昔の小説の登場人物のようだ。


しかれども、一皮むけば中身はチャラい。
だが芯はしっかりと地面に立っている。

それが針谷のバンド仲間、井上だった。


「苦しんでるわけじゃねぇけど… なんっつーか…消化不良なんだよ…」
井上の言葉を受け、針谷はジュースのコップを軽くくゆらせた。

「皆間違った方向に物わかりが良すぎるっつーか…
 直接対決を避けてるっていうか…
 なんかしっくりこねえ」

既に時計は8時を回っていた。

結局あの後、志波から何も引き出せず、何も言えずにあの場を去った。
言えるはずもなかった。




元々夜に5月のライブのことで、井上と会う予定があったのでこうしているわけだが、
案の定、井上には瞬時に見透かされた。

「おっ、今日ののしんは機嫌が悪い」

その言葉に針谷は口をとがらせたものの、
余りにも内心がぐちゃぐちゃになっていたので、結局全部話してしまった。
井上なら何か答えをくれるのではないか…という期待も少しはある。


話を全部聞いた後の、井上の第一声はこれだった。
「…つうか俺的には、のしんがその子を異性として好きじゃないっていうのが、
 何とものしんらしいと思った」

予想外の言葉に一瞬針谷は戸惑ったが、開き直ったように笑った。
「ま、俺もそれはずっと思ってんだけどよ。
 志波よりも先に美奈子に会ってたら…まあ、わかんねぇけど」

思わず赤くなる針谷を見て、井上がニヤッと笑う。
(針谷はそれを睨んだが、言葉を続けた)

「やっぱ俺にとって、美奈子は志波の好きな奴なんだよな。
 友達の好きな奴はとれねーよ」

「はいはい、義勇のしん 義勇のしん」
井上は軽く茶々を入れながらも、回答内容は実に誠実だ。

「…つうかそれが志波くんや美奈子ちゃんの答えなら、のしんが口をはさむことじゃねーわな」
「どうでもいい奴ならそりゃほっとくけど、あいつらが話し合いもせずにこのままで終わるなんて、
 正直俺には許せねぇ」
「さりとて非常の手段には出ない」

―やはり井上は、針谷を完全に熟知していた。




口では大きなことを言うが、実際は針谷は綺麗に常識の線上を走っている。
だからこそ、大きな一手に出れないのだ。

自分でもとるべき行動が分からずに、こうして井上に相談してる。


対する井上も、決して「天才」ではなかった。
場の空気を計算する能力は卓越していたが、常識を超える行為はしない。

いや、時々打ち合わせで凄い提案をして場を沸かせる井上の方が、天才度は高い。
決定的に常人だからこそ、針谷は許される範囲で道を踏み外すのだ。

「……」
針谷は突然やるせなくなり、テーブルの上のアイデアノートを見つめた。


もしも今回の騒動で、他の奴が自分の立場に立ったら、いったいどういう反応をするだろう。
佐伯とクリスは多分流す。あいつらは大人のふりができる。

氷上はきっと、うざいくらいに美奈子と志波に意見を主張をするだろう。
彼は、外聞よりも友人を優先する人間だ。

内心、俺は氷上と根っこは一緒かよと思い愕然としたが、
針谷は氷上のその一途さ、純粋さが羨ましかった。



俺は何をしてやがんだ
バンドを気取ってても、結局何もできてねぇ

相手を尊重して割り切ることも、熱く汚れることもできやしない


いくら音楽が好きだからって、こんな凡人がバンドなんかやったって―



針谷の思いがかなり飛躍している時、外野から声がかかった。

「あの…もしかして、『Red:Cro'Z』のボーカルのハリーさんと、ギターのinoさんッスか?」

明らかに井上の声ではなかった。
はじかれるように顔を声の方に向けると、通路に針谷よりも少し年上と思しき男性が立っていた。


年の頃は二十歳くらい。
身長はおそらく針谷と同じくらい。
そして若干驚くべきことに、顔の各パーツの面積具合も、ほとんど針谷と同じだった。

くりっとした、表情のよく出そうな瞳。
もっとも針谷はつり目だが、男性はまん丸だ。

茶色い髪の毛は短く下ろしていたが、若干猫っ毛のようだった。


「……」
予期せぬ展開に、針谷は息を飲むことしかできなかった。



彼は針谷の視線を勘違いしたのか、慌てて首を振る。
「ち…違うッス! ストーカーとかじゃなくて…
 さっき『Red:Cro'Z』って単語が聞こえたんで、つい」

「ファンの方ですか?」
井上の言葉に、彼は大きく頷いた。


「ハイ! ジブン、ファンです!」

その口調に、針谷はうっかり吹いてしまった。
年上の人間の言葉とは思えなかったからだ。


そして彼は、やはり誤解する。
「あ… スミマセン… 今、プライベートタイムですよね? オレ、うっかり声かけちゃって…」
「いえ、僕たちそんなに売れてる訳じゃないんで。プライベートとかの概念はないですから」
井上が笑った。悪意の無い笑顔だ。

針谷も笑う。なんだかこの人は憎めない。
「あ、ありがとうございます。何のライブから、聞いてくれてるんですか?」

「えーと…」
針谷の質問に、男性は上を向いた。
「2年前の3月…かな。『Blue_Graduation』って名前のライブ」

「それ、初めてのハコ借りライブですよ!」
予想以上に古かった答えに、針谷は興奮した。

男性も嬉しそうに笑う。幼い、にかっとした笑顔だった。
「そう! オレそれ聞いて、やっべ来た!! って思っちゃたんスよ!
 中学生のレベルじゃなくね? これは追うしかないわー みたいな感じで…」

「じゃあ、それからずっと僕らのライブに?」

井上の問いに、男性は悲しそうな顔をする。
「…それが、なかなか開催予定がわからなくて…
 ビラがないと、予定が分からないんで。
 ビラもらったりする時はもうオレの予定が動かせなくて、結局行けずじまいで…

 後輩が最近『Red:Cro'Z』のライブに行き出したんで、
 CDは、全部そいつらに買ってもらったんですけど」


「…それは、うちの手落ちですね。申し訳ありません」
井上が心底申し訳なさそうな顔をした。

それを見て、男性は慌てて言う。
「いえ、気にしないでください! ジブンは平気なんで! CDはそろってるし…」

「いや、でも…すみませんでした…」
針谷も一緒になってうなだれた。

目の前に、ライブに行きたかったのに行けない人がいることに、
針谷は申し訳なさを感じずにはいられなかった。


だがそんな針谷を見て、男性は言う。
「あ、あの… オレ、冗談抜きでハリーくんの歌が好きなんで。
 落ち込んだ時とか、すっげー聞いてるッス! だから応援してます!
 めっちゃファンです!!!
 つうかあの…もし迷惑じゃなかったら、サインもらってもいいですか?」

『サイン』という単語に、針谷は硬直した。
家で練習はしたが、実際に書いたことはない。

サイン? 俺のサイン? この人本気か?


そんな針谷の心の震えをよそに、男性はガサゴソとカバンからサイン帳らしきものを出す。

針谷は放心状態のままそれを受け取り、マジックを持って白紙の部分に
若干ぷるぷるした字で『針谷幸之進』と書いた。

その直後、井上の視線に気づく。
困惑の色をたたえた井上の目線は、サイン帳の上にあった。


―しまった



針谷は真っ赤になり、針谷幸之進をむりやり二重線で消して『HURRY』と書いた。
「す、すみません…」
恥ずかしい気持ちでいっぱいになりつつも、男性にサイン帳を返す。

小さくうつむく針谷をよそに男性は嬉しそうに言う。
「うおっ! 二個もサインしてくれたんですか! ありがとうございます!!」


―相当おおらかな人のようだ。





うわべの挙動不審ぶりとは正反対に、感動で針谷は泣きそうになった。

俺の曲を、こんなに好きな人がいるなんて―
サインは流石に大袈裟だが、嬉しすぎて悪いことなどない。


反射的に針谷は言う。
「あ、あのっ、良かったら名前とか、聞いてもいいですか?」

それに対しては、彼はあっさりとかわした。
「いえ、名乗るほどのもんじゃないッス」

そして携帯を見て「おわっ」と叫ぶ。
「やっべー 島田にしかられる! …じゃあ!」
こう言いながら、彼は嵐のように去って行った。



その突然の登場と退場に、針谷と井上は若干呆け気味である。
平たく言うと
「ライブ会場以外で初めてあんなに熱いファンコールをもらって、固まっている」状態だった。


井上が遊んで縮めたストローの袋だけが、うねうねと微動していた。







「―HPを作ろう」
沈黙を破ったのは、井上である。
「情報告知の範囲が狭いから、ライブに行けない人が出るんだ。

 …なんでこんなことに気付かなかったんだろう。

 ビラじゃ高校生以外の人や、遠隔地の人に情報が届きにくい。
 HPを作って、せめて予定だけでも告知しよう」 

真剣な井上の顔に、針谷は何かを感じる。
井上が時折見せる、「参謀」じみた顔だった。

「じゃあ俺も手伝…」
「お前は良い歌を歌え」

針谷の声を、井上はすっぱり遮った。

「HP運営のために、お前が歌に集中できなくなると困る。
 俺がHPで新規ファンを取り込んでみせっから、HPは俺に任せろ」


針谷は即座に井上を信じた。



新規ファン。
その言葉に、針谷は胸が躍る。

さっきの人の言葉で、何かが動いた。
それだけは確かだった。


というか、あの人のおかげで、ぐちゃぐちゃの迷いが晴れた気がする。
なんだかよくわからないが、異様にすっきりした気持になった。



「…おしっ!!」
針谷が景気づけのために手をポンと叩くと、呼ばれたかのように携帯が振動する。

拾い上げると、ちょうどメンバーからの電話であった。
「…ったく、空気読んでんじゃねーよ」

針谷は失笑し、携帯のボタンを押した。
「オッス。おお、俺。
 つうかよー、今、オマエに話ができた」

興奮気味に話す針谷を見ながら、井上はバックの中をのぞき見た。
既に頭の中では、アイデアが渦のように吹きだしている。



それを手帳に書こうと思い、中をあさったところ、一冊の文庫本が出てきた。
今、読みかけのものである。
かつて天才指揮者であった、記憶喪失の老人の話であった。


反射的にページをめくると、一文が目に飛び込んでくる。


「役者はそろった。あとは目の前の男がどのように奏でるか。それが問題である。」


無意識に井上は、眼前の針谷を見る。
彼は顔を赤く染めて、息巻いていて電話を続けている。






「…こいつ?」
井上は小さく首をかしげると、静かに本をカバンの中に戻した。




そして店のベルを鳴らし、やってきた店員さんに
「メロンソーダくださーい」と注文をした。



9



ハリーが最近、相当好きです。
色々ハリーについて妄想したら、何か主人公の一人になってきました。
ハリーには、色々ともやもやしていてほしいです…!
あと個人的には、瑛もクリスも流すことはできないんじゃないかなーと思っています。

ハリーと志波の出会いに関しては、以前友達とGS話をした時に
「こんな感じでどうよ?」みたいに出てきたエピソードを使わせて頂きました。


そして彼を書いてて、楽しすぎて既に僕は泣きました。



2009.5.2

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